netアグリ市況へようこそ!ご利用には日本農業新聞の購読と、ホームページへのログインが必要です。右上メニューのログインボタンからお願いします。
ダイコン
1kg 100 円
9 円
にんじん
1kg 187 円
1 円
はくさい
1kg 153 円
55 円
キャベツ
1kg 99 円
ほうれんそう
1kg 534 円
17 円
ねぎ
1kg 355 円
44 円
結球レタス
1kg 251 円
42 円
きゅうり
1kg 368 円
15 円
なす
1kg 358 円
40 円
トマト
1kg 383 円
ピーマン
1kg 584 円
130 円
ばれいしょ
1kg 113 円
27 円
さといも
1kg 311 円
37 円
たまねぎ
1kg 84 円
ハウスみかん
1kg 597 円
408 円
普通温州みかん
1kg 464 円
0 円
しらぬひ
1kg 380 円
29 円
りんご
1kg 289 円
126 円
いちご
1kg 1479 円
24 円
アールス
1kg 1602 円
99 円
一般メロン
1kg 912 円
3 円
輪菊
1本 69 円
4 円
スプレイ菊
1本 47 円
6 円
小菊
1本 34 円
カーネ(ST)
1本 93 円
カーネ(SP)
バラ(ST)
1本 170 円
12 円
バラ(SP)
1本 195 円
ユリ・オリエンタル
1本 296 円
ユリ・スカシLA
1本 118 円
5 円
ユリ・テッポウ※
1本 137 円
11 円
スターチス
1本 67 円
スターチスHB
1本 156 円
8 円
ガーベラ
1本 90 円
トルコギキョウ
1本 293 円
2 円
宿根カスミソウ
1本 117 円
13 円
110 円
%4 %
1キロ価格(19日)
160 円
前市比(18日)
前年比
前々年比
平年比
106%
NOPIX値(19日)
青果 108
野菜 136
青果 ▼50
野菜 ▼41
570 円
99%
果実 68
果実 ▼54
1本価格(18日)
86 円
前市比(15日)
10 円
19 円
128%
NOPIX値(18日)
128
▼19
卒業する先輩や恋人にサプライズで花を贈ることが若年層で流行中だ。これに着目し、大手生花店チェーンの青山フラワーマーケットは今月、首都圏の4大学との初のコラボレーションで、各大学のスクールカラーをイメージしたラッピングの花束の販売を始めた。 近年、交流サイト(SNS)では、式典の前後に個人的に卒業を祝う花束を贈る様子の投稿が増え、10、20代を中心に憧れや共感が広がっている。需要の高まりを受けて同チェーンは、成城、専修、東洋、成蹊の4大学とコラボした。各大学の近隣にある合計7店舗で、卒業式に合わせて販売する。 東京都世田谷区の成城学園前店では、近隣の成城大学のスクールカラーの青色の包装材を使った花束を販売する。Sサイズ1束2200円など。店頭で商品をアピールする他、同大学でもコラボを告知する。 大学ごとの包装材の統一で同窓の絆(きずな)を演出し、花の色や種類で卒業生の個性に合わせて選べる。同チェーンを運営するパーク・コーポレーション(東京都港区)の広報担当の山下花さんは「卒業式の花贈りをきっかけに、若い世代に日常的に花を飾ってもらいたい」と期待する。 10代にも花贈りが浸透。部活動の先輩に卒業の花を贈ろうと同店を訪れた高校生は「花は特別感がある。贈ることで特別な思い出になってほしい」と話した。
いちごミルクの進化系商品が近年増えてきた。従来は無果汁や輸入果実使用が多かったが、国産イチゴをふんだんに使い、果肉感を楽しむぜいたくな商品を販売する飲食店が登場。家庭用でも、牛乳で割る量を調整して好みの濃さのいちごミルクが作れるソース状の商品が増加傾向だ。牛乳消費拡大の一手としても期待される。 _ _ _上島珈琲店が春限定で販売する国産イチゴを使った「苺ミルク」(ユーシーシーフードサービスシステムズ提供) _ _ _ ユーシーシーフードサービスシステムズ(神戸市)が運営するカフェチェーン上島珈琲店は、国産イチゴの使用にこだわった「苺(いちご)ミルク」(レギュラーサイズ・720円など)を春限定で販売する。 1杯の原料のうち、3分の1以上が国産イチゴで、生のイチゴならではの甘さや香り、果肉のつぶつぶした食感が楽しめるのが特徴。アイスをトッピングするアレンジも人気で「スイーツのように楽しむ人も多い」(同)という。4月上旬までの販売を予定する。 食品のセレクトショップでは、国産や品種にこだわった「いちごミルクの素」が続々と登場している。 _ _ _ベストアメニティが販売する「あまおう いちごミルクのもと」(同社提供) _ _ _ 食品の卸・販売業のベストアメニティ(福岡県久留米市)は「あまおう いちごミルクの素」(1320円)を販売する。福岡県産「あまおう」を原料に使ったいちごソースで、牛乳などで割ることで好みの濃さのいちごミルクが作れる。 同社は、食の好みの多様化を踏まえ「自由な割り方でいちごミルクが作れる商品を作った」と話す。アイスクリームやヨーグルトにかける食べ方など多様なアレンジができるのも特徴だ。同社の直販店舗や、各種の電子商取引(EC)サイトで購入できる。 牛乳の消費量の増大へ、乳業メーカーも開発に乗り出す。協同乳業(東京都中央区)は、練乳を加えて濃厚さを出したいちごミルクの進化系商品「農協ミルク いちご練乳」を販売。国産生乳50%、栃木県産イチゴの果汁を使い、国産の生乳と果実のおいしさを全面に出す。4月からは「農協ミルク 濃い甘いちご」(180グラム、希望小売価格1本193円)にリニューアルして販売する。 森乳業(埼玉県行田市)は「牛乳屋さんが作るいちごミルクの素」(1本300ミリリットル、218円)を販売。イチゴの果肉入りで、1本当たり7杯ほど作れる。2022年11月の発売当初は、同年年末の需給緩和が懸念されており、商品化した。同社は「牛乳消費の拡大に貢献したい」と話す。同社ホームページなどで購入できる。
_ _ 日本農業新聞では、野菜、果実、切り花で本紙独自の市況指数「日農INDEX」(日農平均価格、NOPIX)を算出し、市況の動きが一目でわかるよう工夫しています。本紙1面で掲載しているもので、このページでいち早く掲載します。 「日農平均価格」は、青果・花市況で連携する各地区大手14の卸について、それぞれの品目別の平均価格(過去比付き)と販売量を算出し、各地域の相場指標として示したものです。 それぞれの品目の詳細については、日本農業新聞市況面または本紙サイト「netアグリ市況」をご覧ください。 市況の動向はおおむね2、3日後にはスーパーなどの店頭価格に反映されます。ただ、直接連動するわけではありません。 __ _ _
2023年のサステナブルフード(環境や持続可能性に配慮して生産した農畜水産物)の国内における市場規模は、前年比9%増の1722億円となったことが、市場調査会社の矢野経済研究所の調査で分かった。持続可能性への社会的需要の高まりから、今後も市場は拡大し、30年に23年比で73%増の2976億円になると予想する。 近年、持続可能な食料生産や消費活動への関心が高まる中で、オーガニック農作物や植物工場野菜、代替肉などへの注目度が上がっていると指摘。背景には気候変動や環境問題、世界情勢の混乱などの影響による食料供給の不安定化や価格高騰があると分析する。 消費活動でも、原材料の種類や生産方法などの情報から環境に配慮した商品を選択するエシカル(倫理的)消費行動が目立ち始めていると指摘する。 サステナブルフードの市場は今後、一層の需要の高まりに加えて、生産量増加や技術の向上による低価格化によって一層広がると予想する。 24年の1、2月にサステナブルフードを取り扱う企業や農水省などを対象に調査した。
全農パールライスは、米の消費拡大へ動画での情報発信に力を入れている。蒸し器を使った赤飯・もち米の炊き方や米の保管方法などに加え、昨夏の猛暑で発生した白未熟粒について理解を促す動画など幅広く発信する。動画は同社のユーチューブチャンネルで公開する。 最も再生されているの動画が、蒸し器を使った赤飯の炊き方だ。赤飯の調理工程を真上から撮影し、5分程度にまとめた。赤飯作りでよく発生する「米の芯が残る」「うまく色が付かない」といった問題を解決するポイントも紹介する。 昨夏の猛暑の影響で発生した白未熟粒では、同社のマスコットキャラクターが登場し、発生するメカニズムやおいしい炊き方などを解説する。 同社は「分かりやすい動画で米をおいしく食べられる情報を発信していきたい」(品質管理部)と話す。
水菜の14日の日農平均価格は、平年比60%高の1キロ367円だった。ホウレンソウが同600円近い高値となって、量販店が特売から定番販売に切り替える。空いた売り場を埋める軟弱野菜として、水菜の引き合いが強まっている。 この時期は鍋物需要が減少して、入荷も少なくなる。大阪の青果卸は「値頃感のある水菜に注文が入っている。ホウレンソウの相場が落ち着くまでは強含み」とし、平年を大きく上回る価格で推移するとみる。 __ _
春の彼岸入り(17日)を前に切り花の取引がピークを迎えている。送別需要が重なり13日の日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は全面高となった。洋花が高騰し、ガーベラは平年(過去5年平均)比5割高で、バラと共に日別の過去最高値を更新した。東京の花き卸は「洋花は暖冬と3月頭の低温で流通量が減って品薄高だ」と見る。 彼岸向けの和花は高値が続いた過去3年と同水準を維持したが、洋花と比べて上げ幅が小さかった。輪菊は平年比13%高の1本当たり78円だった。別の花き卸は「前市から相場はもちあい。入荷量も少なく、静かな取引だった」という。2月下旬から価格が低迷していた小菊は、同11%高の39円。8日の取引で平年並みに載せ、13日も価格を維持した。 生育順調だったスターチス(シニュアータ)は、56円と平年並みで2月からの相場低迷を脱した。 洋花は、卒業式需要などで引き合いが強まり、相場をけん引した。スタンダードバラはデータのある2009年以降で日別の最高値を更新。前市から5円上げ、176円と平年比は42%高だった。天候不順で国産の数量が伸び悩んだ。スプレイバラも同36%高の193円で日別の過去最高値を付けた。 ガーベラは同48%高の80円。卒園・卒業式向けに需要が高まり、暖冬の影響で切り上がりが早いチューリップなどの代替品として需要が集中した。宿根カスミソウは同48%高の130円となった。曇天や冷え込みで生育が鈍化し、先週から高値が続いている。 今後について花き卸は「洋花は天候回復で入荷量が増えても送別の需要期が続くので、3月いっぱいは品薄高となる」と見通す。
国産生乳を使ったチーズの新商品開発が加速している。冷たいままでもとろりとした食感を保つ「かけるチーズ」、濃厚な味わいの「飲むチーズ」などが注目。日常使いや家飲み需要を捉え、消費の広がりが期待される。 冷蔵状態でも「とろ~り」 _ _ 乳業メーカーの牧家(北海道伊達市)は、冷蔵状態でも柔らかい「かけるチーズソース カンコワイヨット」(110グラム、希望小売価格561円)を販売している。道産生乳を使用。野菜に付けるソースや、パンケーキなどで使える商品とする。同社は「どんなときでも常備しておきたい万能ソース」と話す。 雪印メグミルク(東京都新宿区)は3月から、冷たくてもとろりとしたチーズ「torochi(トロチ) 芳醇ゴーダ入り」(100グラム、同320円)を発売した。パウチ容器入りで、手で絞り好きな量を使えるのが特徴。「かけるだけで濃厚なチーズ味のメニューに早変わりさせられる」(同社)がコンセプトとする。 濃厚な喉越し、乳酸菌入り _ _ のぼりべつ酪農館(北海道登別市)は道産生乳を使ったドリンクタイプのナチュラルチーズ「のむチーズ プレーン」(150グラム、参考価格440円)を売り出した。濃厚な喉越しで人気。乳酸菌数はヨーグルト相当、チーズ工房を持つ同社製造のホエイを使う。オリゴ糖も道産。同社は「消費者の反応はいい。生乳消費に貢献したい」と話す。 時短商品も登場。長沼あいす(北海道長沼町)では、チーズとミートボールをパウチ加工した「レンジでのび~る チーズ&手ごねミート」(60グラム、希望小売価格498円)が人気だ。道産生乳を使用。電子レンジ調理でフォンデュのように食べられる。粗びき、バジルなど3種。同社は「家飲み需要は根強い」とみる。 _ _ 国内のチーズ消費量は直近2022年度に約34万トンと10年間で13%増。一方、同年度の国産割合は15%で、ほとんどが輸入品という構図だ。生乳需要の拡大に向け、国産のシェア奪還に期待がかかる。
「せとか」の12日の日農平均価格は平年比8%高の1キロ526円だった。夏の干ばつの影響から小玉で箱数がまとまらない。同日は小幅に下げたが、平年より高い相場が続く。 全体的に食味は良好で、玉肥大が良好な上位等級は百貨店などから、小玉サイズはスーパーからの引き合いが強い。 出荷ピークは上旬に終了し、入荷量は今後徐々に減少していくため「切り上がりまで平年よりも高い相場を維持する」(東京の青果卸)見通し。 __ _
2023年産国産大豆の収穫後入札の第3回取引(2月21日実施)は、普通大豆60キロ当たりの平均落札価格が、前回(1月24日実施)比で36円安の8743円となった。23年産の豊作傾向で国産大豆に潤沢感が出ている中、昨夏の猛暑と乾燥で品質の低下もあり、軟調相場が続いている。 入札を開催する日本特産農産物協会によると、普通大豆の上場数量3875トンのうち落札されたのは2628トン(68%)と少なく、入札数も前年同期比を3割ほど下回る。今シーズンの大豆は国産、輸入ともに潤沢感が出ており、「高値で買い急ぐ動きが少ない」(業界関係者)という。 上場44銘柄のうち、全量落札となったのは20銘柄で、北海道や滋賀、九州で全量落札が多く見られた。価格は、前年産平均比9・3%(895円)安だった。 銘柄別では、上場数量の多い北海道「とよまさり」(大粒)が前年産平均比14・1%安の60キロ当たり8532円、滋賀「ことゆたか」(大粒)が同5・2%安の8709円などで、8000円台後半での落札が中心。等級や外観品質の低下も価格の押し下げ要因となった。 ほとんどの銘柄が下げ基調となる中、北海道「ユキシズカ」(小粒)は前年産平均から12・7%高の9523円と上げた他、2年ぶりの上場となる北海道「音更大袖振」(大粒)が1万293円と唯一、1万円台に乗せた。 特定加工用大豆は、前年同期を大幅に上回る2726トンが上場し、1544トン(56・6%)が落札。平均落札価格は、前年産平均比10・2%安の8050円だった。