日農平均価格
当日の青果市況(国産)で全国の中心価格がひと目で分かるようにしたものです。各地区大手卸7社の総平均1キロ価格と販売量・販売額合計を算出して示しています。野菜・果実のそれぞれの全体(野菜は主要14品目、果実は主要12品目)と品目別、野菜は別途に根菜類、結球類、葉茎菜類、果菜類、土物類ごとに示しています。今の相場水準が分かるように、前市比、前年比、前々年比、過去5年平均比も算出しています。各地区大手卸7社についても、それぞれ品目別の1キロ平均価格(過去比付)と販売量を算出し、各地域の建値の相場指標として示しています。また、「netアグリ市況」では、さらに多い品目(野菜96品目、果実66品目)をアップし、日別とともに、週・旬・月・年別のグラフ表示もしています。
※各地区大手卸の統合再編に伴うデータ補正について
各地区大手卸が統合再編した場合、その前後のデータに一貫性がなくなります。このため、トレンドを見極める観点を重視し、統合再編前の旧データを一定に補正して継続性あるデータに置き換える措置を講じています。
- 広印広島青果(2016年4月1日、広印青果と広果広島中央青果が統合)
- セントライ青果(2016年10月1日、名果と丸市青果が統合)
- 札幌みらい中央青果(2018年5月1日、丸果札幌青果と札幌ホクレン青果が統合)
- 仙台あおば青果(2021年10月1日、宮果と仙台中央青果卸売(仙印)が統合)
統合した各卸売会社の過去データは、統合前の卸が扱っていた青果物各品目の販売量・販売額に、野菜・果実それぞれの一定の補正係数を乗じて算出した補正値に置き換えています。これらの補正を反映し、各地区大手7社全体の販売量・販売額の過去データも修正し置き換えています。これに伴って、日農平均価格の過去データも僅かな変更が生じています。
NOPIX(日農市況指数=ノピックス)は、当日の青果物取引(国産)の勢いがひと目で分かるようにしたものです。各地区大手卸7社の青果物の販売額から、取引の勢いを示す指数として算出しています。青果物全体(野菜は主要14品目、果実は主要12品目)と野菜・果実別に表示しています。その指数は、世紀の変わり目の2000年(20世紀最終年)と2001年(21世紀当初年)の2年間の1日当たり平均販売額を基準(指数100=季節変動を踏まえて年間曲線を算出)として、その比較率(市場経由率、卸7社占有率を加味)で示しています。「netアグリ市況」では、旬・月・年別のNOPIXもアップしています。
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