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ダイコン
1kg 81 円
10 円
ニンジン
1kg 86 円
60 円
ハクサイ
1kg 65 円
キャベツ
1kg 79 円
2 円
ホウレンソウ
1kg 594 円
101 円
白ネギ
1kg 363 円
3 円
レタス
1kg 170 円
25 円
キュウリ
1kg 457 円
20 円
ナス
1kg 493 円
6 円
トマト
1kg 530 円
8 円
ピーマン
1kg 580 円
29 円
ジャガイモ
1kg 242 円
サトイモ
1kg 377 円
59 円
タマネギ
1kg 204 円
26 円
早生温州ミカン
1kg 299 円
普通温州ミカン
1kg 373 円
43 円
不知火
1kg 925 円
65 円
リンゴ
1kg 416 円
28 円
柿
1kg 279 円
16 円
イチゴ
1kg 2875 円
252 円
アールス
1kg 801 円
571 円
一般メロン
1kg 704 円
224 円
輪菊
1本 69 円
1 円
スプレイ菊
1本 58 円
0 円
小菊
1本 34 円
カーネ(ST)
1本 57 円
カーネ(SP)
1本 66 円
5 円
バラ(ST)
1本 147 円
7 円
バラ(SP)
1本 161 円
ユリ・オリエンタル
1本 291 円
ユリ・スカシLA
1本 114 円
ユリ・テッポウ※
1本 138 円
トルコギキョウ
1本 237 円
14 円
ガーベラ
1本 52 円
スターチス
1本 68 円
4 円
スターチスHB
1本 104 円
11 円
宿根カスミソウ
1本 107 円
34 円
%4 %
1キロ価格(18日)
171 円
前市比(16日)
前年比
30 円
前々年比
27 円
平年比
118%
NOPIX値(18日)
青果 143
野菜 195
青果 ▲21
野菜 △17
491 円
49 円
18 円
37 円
108%
果実 110
果実 ▲28
1本価格(17日)
74 円
前市比(15日)
104%
NOPIX値(17日)
54
▼20
宮城県は17日、県で新たに開発したイチゴ新品種の名称を「ころろんベリー」に決めたと発表した。丸みを帯びた愛らしい形が“ころん”と転がるイメージを表現した。農家向けの栽培研修会を来年1月から始め、同12月の販売を予定する。 「もういっこ」「にこにこベリー」に続く3番目の県オリジナル品種となる。果実を切った際に表れるハート型の断面や、1粒平均20グラム以上と大粒なのが特徴。生産者が真心を込めて育てたという気持ちも名前に託した。 同日、県庁で試食した村井嘉浩知事は「甘くてみずみずしい。硬さもちょうどよい」とアピール。来年予定するお披露目イベントでトップセールスに取り組む考えを示した。 新品種の苗は県内の農家であれば、JAを通して購入できる。来年は30人の農家で計1ヘクタールの生産を予定する。 県のイチゴの栽培面積は135ヘクタール、出荷量は4760トンでともに全国10位(2024年産)。(木寺弘和)
_本紙1面に掲載する市況情報をいち早く公開します。 ※本紙または電子版の購読者限定サービスです _ _■netアグリ市況とは 日本農業新聞は、野菜、果実、切り花で独自の市況指数を算出しています 各地区大手14卸と連携し、野菜・果実では1キロ平均価格を、切り花では1本当たりの価格を「日農平均価格」として算出。 「今日の相場は上がったのか」「平年と比べて高いのか安いのか」「過去の値動きはどうだったのか」を、グラフや表を使い一目で分かるようにしました。 全国各地の卸の値動きを、取引当日にまとめて確認できます。 _
石川県のJA小松市は今春、2025年産米の集荷量確保へ管内の全ての米農家577戸に役職員で訪問した。前年産で商系業者に米が流れたことを受け、JAの課題を改めて洗い出す狙い。「ふるい下米の集荷を強化してほしい」など農家から聞き取った要望をすぐに反映し、25年産で集荷量を上向かせた。 前年産の集荷終盤、農家から「業者は何度も出荷依頼に来たが、JAは一度も顔を出さずに残念だった」などの意見があった。そこで、JAに出荷していない農家を含む577戸の訪問を決めた。各部長や支店長、役員を含む計10チームで5月下旬~6月上旬に全戸の圃場(ほじょう)や庭先を回った。 表圭介営農部長は「対面で話して初めて分かることも多い」と振り返る。商系業者は農産物検査の手数料や運賃を徴収しない場合があること、ふるい下米の集荷が商系とつながるきっかけになること、フレコン出荷では包装込みの重量が商系の方が少なく済む場合があることなどが判明。 JAはこうした意見を基に25年産で集荷を改善。1枚20円のふるい下米集荷用紙袋を無償配布し、一部で庭先集荷もした。1トンに満たない場合でもフレコン出荷を受け入れ、手数料や運賃を減額する検討にも入った。8月には一部農家を対象に追加訪問を実施した。 JAは今後毎年、全米農家を訪問することを決めた。来年1月にも再び訪問する計画。表部長は「JA出荷が当たり前ではない。足りない部分は改善する必要がある」と話す。 ◇ JAグループにとって米集荷量の安定が喫緊の課題。優良3JAの取り組みを紹介する。
牛乳の消費が落ち込む年末年始に向けて、需要喚起を目指すJミルクなどの「牛乳でスマイルプロジェクト」の取り組みが相次いで実施される。8月の値上げで例年以上に消費が落ち込む懸念もあり、牛乳を飲む機会を設けて周知していく。 JA全農は1日から、東京都内でバーを展開する「RITARYNK」(東京都千代田区)の9店舗で、農協牛乳を使った数種類の「ミルクカクテル」を提供している。忘年会などで飲む機会が増えるカクテルと組み合わせることで、消費拡大につなげる。 同社の「日比谷Bar 日比谷店」で提供する「ざくごろアップルミルクティー」は、リキュールを使ったアップルティーに牛乳を合わせ、まろやかなカクテルにした。メニュー表には、冬に需給緩和となる理由などの説明文も掲載している。 同社は「牛乳がカクテルにも使えることを知ってもらい、冬の消費拡大の力になればうれしい」としている。ミルクカクテルの提供は来月末まで。 _ホテルでウェルカムドリンク _ JA全農は他に、ホテルなどを運営するリソル(千葉県茂原市)とも連携。宿泊者にウェルカムドリンクとしてご当地牛乳を無料配布する。26日から来月14日まで、全国20カ所のホテルで約7000本を提供する。 Jミルクは交流サイト(SNS)を使った周知に取り組む。「私のホットミルク」のハッシュタグをつけて、牛乳や乳製品を使った料理の写真を投稿するよう呼びかける。飲み物だけでなく、鍋物やシチューなどの写真も投稿してもらい、需要を喚起する。 Jミルクは「年末年始に向けて、関係者みんなで盛り上げていきたい」としている。 (木田祐輔)
動画のライブ配信を通じた米の販売が急伸している。動画投稿アプリ「TikTok」では約10日間で新米を5000袋(1袋5キロ)販売する例があり、20、30代を中心に注目を集める。視聴者が売り手にリアルタイムで質問できることが納得感や安心感につながるという。米流通の多様化が進んでいる。 「TikTok」は動画のライブ配信や音楽付きの短い動画を投稿できるアプリ。全世界で約16億人、国内では4000万人超が利用しているという。6月末、同アプリ内で商品販売ができる「TikTok Shop」が開設され、米を販売する業者が出てきた。 同ショップで全国の特産品を販売する「47マルシェ」を運営するIZULCA(東京都渋谷区)は、米卸の但馬米穀(兵庫県豊岡市)とタッグを組んで米を売り込む。9月下旬に発売してから既に9000袋超を販売した。11月中旬には但馬米穀の「にじのきらめき」が同ショップ内の販売ランキングで首位を獲得するほど人気だ。 ライブ配信には但馬米穀の木村嘉男社長や豊岡市長がゲスト出演し、産地の思いや取り組みを視聴者にアピール。木村社長は「文章にしにくい部分も話しかけるように伝えられる。その場で質問に応えられるのも魅力」と話す。IZULCAによると売り上げの約9割がライブ配信によるもの。その場で値引きする臨場感も購買意欲をかきたてるという。 ただ、同アプリを含むオンライン販売では詐欺被害なども多い。消費者庁は9月末、米の詐欺被害の報告件数が増えているとして「偽サイトに関する注意喚起」を発出した。同省は価格が不自然に安かったり販売事業者が不明確だったりする場合は注意が必要と呼びかけている。(鈴木雄太)
クリスマスは“和牛ケーキ”で決まり-。イチゴや鶏卵などの相場上昇でクリスマスケーキの値上げが相次ぐ中、和牛をケーキ風に盛り付けた商品で食卓を彩る提案が活発だ。日頃から和牛産地と取り引きがある精肉店や焼き肉店ならではの戦略で、年末の和牛需要を盛り上げる。 九州の黒毛和牛を取り扱う精肉店和達WADATSU(福岡市)では、10種類以上の和牛ケーキを販売する。全国的にも知名度の高いブランド和牛「鹿児島黒牛」や「宮崎牛」などを仕入れる。さしの入った赤身肉を花に見立てて飾り付けた「ボヌール」は、自宅ですき焼やしゃぶしゃぶなどが楽しめる人気の商品だ。全国発送も可能で750グラム、1万8980円。 「見た目が華やかで満足感のある肉ケーキを楽しみたいと需要が高い」と同社。11月末時点で、予約は前年を2割上回るほど好調という。 関東を中心に焼き肉店などを展開するKINTAN(東京都目黒区)の「焼肉ケーキ-Noel-」は、土台はモモ肉で、その上に赤身の割合が多いランプ肉を敷き詰めた。 今年9月からの販売で、月に20件ほどの予約が入る。日頃から取り引きする和牛の仕入れ先があることを強みに、予約が入ってから肉をカットすることも特徴だ。460グラム、1万2800円で販売。 和牛の最需要期である年末を前に、見た目も味も楽しめるとして自宅で和牛を味わう定番となりそうだ。 (廣田泉)
_ 東京市場 まちまち _イチゴ中旬から上げ _ 12月は、クリスマスや年末年始に向け月末にかけ需要が高まる。イチゴはクリスマスに向け15日ごろから相場を上げ、取引ピークは22、23日の見込み。昨年ほどの品薄感はなさそう。ミカンは少ない小玉サイズが相場をけん引する。普通種が中旬から始まるが、早生種の出荷が遅れており越年在庫発生の懸念も出ている。リンゴは定番販売が主体で高値基調が続く。 _ _ _ _ 大阪市場 もちあい _売り場押し合う展開 _ 12月は歳暮やクリスマス需要から取引が活発化する。ただ、イチゴやミカンなどが前年より安定して入荷するため、量販店では果実同士が売り場を押し合う展開になりそう。リンゴは12月までに潤沢に出回った黄色系の在庫を仲卸が持っており、序盤は「王林」の仕入れを控える傾向も。ブドウ「シャインマスカット」は迎春商材として下旬も引き合いを維持する。 _ _ _
日本フードサービス協会が25日に公表した10月のテイクアウトを含む外食売上高は、前年同月比で7・3%増えた。値上げによる客単価の上昇で売り上げを押し上げる業態が目立つ。だが、物価高による消費者の節約志向は根強く、「焼き肉」など家族需要の高い低価格業態の売り上げが苦戦している。 同協会の調査によると、10月のファミリーレストランの売上高は同6・7%増えた。鍋など季節商材を使ったメニューが人気で堅調に売り上げを拡大させる業態が多い一方で、「焼き肉」は客足が鈍く売上高が減少した。 「焼き肉」の売上高は同0・3%減。客単価は同4・1%高だが、客数が前年を下回る。同協会は「食べ放題など家族需要が高い低価格業態ほど、値上げへの消費者理解が進まず売り上げを下げる傾向だ」という。 ファストフードの売上高は同7・7%増えた。牛丼チェーンが多い「和風」は、同8・1%増。昨年行った値引きキャンペーンの実施時期をずらすなどした影響で客数が前年を割ったが、客単価の上昇が売り上げを押し上げた。 11月の外食の売上高について、同協会は「ディナーレストランなど高単価な業態はインバウンド需要に左右されるが、全体的には10月並みの売上高を維持する」という。 全体の売上高は47カ月連続で前年同月を上回った。 (廣田泉)
29日は「いい肉(1129)の日」――。国産牛やブランド牛など高品質な牛肉でプレミアム感を求める消費者ニーズを捉え、外食チェーンやスーパーが和牛の取り扱いを強化する。和牛枝肉の相場も上げ基調で、最需要期の年末に向けてさらに上昇すると期待がかかる。 _ _ _ _ ホットペッパーグルメ外食総研によると、いい肉の日に食べたい肉は何かの問いに、68・6%が牛肉と回答。好きな牛肉料理のトップは焼き肉で64・3%。次いでステーキ、すき焼きと続いた。 さらに、“いい肉”と感じる条件には半数が国産牛を選んだ。A5やブランド牛なども上位にランクインし、品質の高さを求める傾向がうかがえる。 焼き肉チェーン「牛角」は25日から、黒毛和牛を企画の目玉に据え、希少部位も含めた3品を特別価格で提供する。黒毛和牛カルビは半額の484円、肩ロースの中でも脂が少なめの上赤身クラシタは3割引きの878円だ。「黒毛和牛ざんまいを気軽に楽しんで」と同社。12月10日まで。 _ _ _通常価格の半額で提供する牛角の黒毛和牛カルビ。(レインズインターナショナル提供) _ _ _ スーパーも和牛の品ぞろえを強化している。いなげやは、高級ブランドとして全国的な知名度を誇る「仙台牛」をサーロインなど高級部位から細切れなど値頃な部位まで充実させる。29日当日は「仙台牛」の生産者が店頭に立ちPRする。 _ _ _ _ 各社の取り組みで和牛相場も上昇している。建値となる東京食肉市場の枝肉(A5・去勢)の加重平均価格は、11月(21日まで)が前月比132円高の1キロ2660円。コロナ禍前の19年比では133円安と低迷は続くが、「商戦を機に相場はさらに上がる」(流通業者)見込みだ。 (廣田泉)