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ダイコン
1kg 98 円
4 円
ニンジン
1kg 214 円
1 円
ハクサイ
1kg 76 円
2 円
キャベツ
1kg 97 円
ホウレンソウ
1kg 658 円
0 円
白ネギ
1kg 395 円
10 円
レタス
1kg 157 円
7 円
キュウリ
1kg 540 円
17 円
ナス
1kg 455 円
8 円
トマト
1kg 890 円
27 円
ピーマン
1kg 600 円
34 円
ジャガイモ
1kg 240 円
サトイモ
1kg 353 円
6 円
タマネギ
1kg 193 円
極早生温州ミカン
1kg 208 円
22 円
早生温州ミカン
1kg 301 円
15 円
普通温州ミカン
1kg 382 円
23 円
リンゴ
1kg 410 円
14 円
柿
1kg 317 円
巨峰
1kg 1421 円
392 円
イチゴ
1kg 2839 円
70 円
アールス
1kg 941 円
71 円
一般メロン
1kg 565 円
128 円
大玉スイカ
1kg 294 円
輪菊
1本 66 円
スプレイ菊
1本 65 円
小菊
1本 42 円
カーネ(ST)
1本 51 円
3 円
カーネ(SP)
1本 53 円
バラ(ST)
1本 109 円
バラ(SP)
1本 137 円
5 円
ユリ・オリエンタル
1本 297 円
16 円
ユリ・スカシLA
1本 101 円
ユリ・テッポウ※
1本 132 円
スターチス
1本 68 円
スターチスHB
1本 133 円
28 円
ガーベラ
1本 62 円
トルコギキョウ
1本 219 円
宿根カスミソウ
1本 170 円
%4 %
1キロ価格(11日)
201 円
前市比(10日)
前年比
前々年比
59 円
平年比
56 円
139%
NOPIX値(11日)
青果 129
野菜 183
青果 ▼22
野菜 ▼24
345 円
49 円
20 円
106%
果実 74
果実 ▼21
1本価格(12日)
92 円
21 円
130%
NOPIX値(12日)
43
▼26
_本紙1面に掲載する市況情報をいち早く公開します。 ※本紙または電子版の購読者限定サービスです _ _■netアグリ市況とは 日本農業新聞は、野菜、果実、切り花で独自の市況指数を算出しています 各地区大手14卸と連携し、野菜・果実では1キロ平均価格を、切り花では1本当たりの価格を「日農平均価格」として算出。 「今日の相場は上がったのか」「平年と比べて高いのか安いのか」「過去の値動きはどうだったのか」を、グラフや表を使い一目で分かるようにしました。 全国各地の卸の値動きを、取引当日にまとめて確認できます。 _
トマトの日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)が7日、1キロ1225円となり過去最高を更新した。平年(過去5年平均)比では2・4倍。前週と比べて増量と価格低下を見込み、多くのスーパーが売り場を広げた。一方、熊本産が夏の大雨や直近の冷え込みなどで想定より少ない入荷となり、不足感が強まった。 データのある2006年以降の最高値で、更新は23年10月19日以来、約2年ぶり。当時は1キロ1040円だった。今回はこれをさらに2割上回った。1キロ1000円を超えたのはこの2例だけだ。 近年の10、11月は夏場の異常気象などの影響で、終盤の夏秋産地と後続の西南暖地からの入荷が顕著な端境になり、高値となる傾向がある。今年もこの傾向が色濃く出た。 東京の青果卸は「熊本産などの増量を見込みスーパーや仲卸への提示価格を前週よりも下げていた」と説明。そのため引き合いが強まっていたが、想定よりも出回りが少なく、相場が急上昇した。 熊本産は8月の大雨による定植遅れで出荷ペースが後ろ倒しとなる中、「今週は冷え込みによる着色の鈍化などで前週を下回る出荷量となった」(JA熊本経済連)という。 来週は、西南暖地産の入荷増加と相場上昇による引き合いの弱まりで相場が下がる見込みだが、「不足感による高値は続く」(卸)見通し。 (永井陵)
5日は「いいたまごの日」。鶏卵価格の高騰を消費者が受け入れつつあることが、キユーピー(東京都渋谷区)の調査で分かった。鶏卵は高病原性鳥インフルエンザの発生による生産不足で、スーパーでの販売価格が高値圏を維持する。調査では前年比で購入数が変わらない一方で日常的な購入の上限額が増えており、価格高騰への理解が広がっている。 2025年の鶏卵価格は、大規模な供給不足から過去最高値を付けた23年を上回る月も出るほどに高騰している。建値となるJA全農たまごの4日のM級基準値(東京)は、前年比17・4%高の1キロ330円に達している。 キユーピーの調査によると、鶏卵を購入する決め手は「価格」が40・8%と突出しており、直近5年間で最も高かった。 「日常的に使う鶏卵10個入りパックにいくらまで支払えるか」との問いに対し「300円まで」が55・5%と最多だったが、前年比5・8ポイント減った。「400円まで」が19・4%で、前年から4・8ポイント上昇した。鶏卵の週平均購入個数は5・4個と前年と横ばいで、消費量の減退は見られなかった。 食料品全般の価格高騰が続く中、鶏卵の消費は前年並みを維持することを、同社は「卵に対する根強い価値認識から、消費量を減らす動きには結びついていない」と分析する。 調査は、8月にインターネットで行い、全国の20~60代の男女約2000人から回答を得た。同社ホームページの「たまご白書」で公開した。 (廣田泉)
イオンリテールは、新しい精肉売り場のモデルとなる「MEAT PARK(ミートパーク)」の展開を始めた。兵庫県伊丹市にあるイオンスタイル伊丹の精肉売り場を改装し、10月末に1号店をオープン。ニーズの高い「焼き肉」「トンテキ」「簡単調理」といった六つの商品カテゴリーで売り場を分け、豊富な品ぞろえで集客力を高める。対面販売カウンターも設けた。売れ筋の商品や効果的な販売ノウハウは、他の店舗に横展開していく。 「ミートパーク」は“お肉のテーマパーク”がコンセプト。イオンスタイル伊丹にオープンした売り場は、面積が約300平方メートルと従来店舗の2倍程度の広さだ。売り場を「ステーキ」「焼き肉」「トンテキ」「焼き鳥」「ドカ盛り」「簡単調理」と六つのゾーンに分けて、ゾーンごとに部位やカットの仕方が違う豊富なアイテムをそろえる。同社畜産商品部の釼持彰部長は「ゾーンを明確に分けることで専門性を出し、商品を選びやすくした」と説明する。 同社は「ミートパーク」を精肉売り場の旗艦店として位置付け、全国に四つある事業エリアごとに設ける計画。先進的な商品の開発や陳列でニーズを探り、ヒット商品を地域内の店舗に取り入れる。6月には大阪市のイオンスタイル鶴見緑地に実験的な売り場を構えていた。 分厚く切った豚肉に切り込みを入れた「トンテキ」は、節約志向の高まりから牛肉ステーキをしのぐ人気に。「鶴見緑地店で最も売り上げが伸びた商品」(同)で、伊丹店では売り場を広げた。価格と品質のバランスも重視し、従来店舗よりも国産の取り扱いを増やしているという。 専門店のように肉を客の好みの大きさにカットする対面販売のカウンターも自社で展開。調理法の提案など接客を強化し、実地店舗の存在価値を高める。釼持部長は「今後も肉の需要拡大が見込まれる中、幅広い世代に来店してもらえる売り場にしたい」と話す。 (郡司凛太郎)
オイシックス・ラ・大地(東京都品川区)は「にじのきらめき」や「あきさかり」など米の高温耐性品種の取り扱いを12品種に拡大した。暑さに強い米の扱いを増やし、持続可能な農業を支援する。東京都内で開いた発表会で、同社が扱う高温耐性品種について生産者が登壇しPRした。 秋田県で「サキホコレ」を栽培する齊藤拓氏は「2023年の猛暑でも1等米比率が96%と、高温に強いことが証明されている。安定した高品質な米が届けられる」と話した。「初めて炊飯した時、輝きや上品な香りに感動した。豊かでキレのある甘さが特徴。塩むすびなどで食べるのもおすすめ」だという。 茨城県で「にじのきらめき」を栽培する大嶋農場の大嶋康司氏は「すごくおいしい。実需からの評判も良い」と太鼓判を押した。 お試し用に、3品種食べ比べセットも用意する。オイシックス・ラ・大地の冨士聡子商品本部長は「高温に強いだけでなく、おいしいから取り扱っているとアピールしていきたい」と話した。
タレントで北海道米イメージキャラクターのマツコ・デラックスさんが22日、「(これまでの米価は)ちょっと安かった」との考えを示し、消費者に対して現在の米価水準への理解を訴えた。ホクレンと北海道米販売拡大委員会が東京都内で開いた北海道米「新米発表会」で述べた。 マツコさんは直近の米不足に触れ、「生産者の努力だけで(米の安定供給は)維持できない」状況だと指摘。米価上昇が大きな家計負担になることに理解を示しつつも、「米一粒作るのは簡単じゃない」として、消費者にも理解を求めた。 発表会では、ホクレンや生産者が新米の概況を米卸などに説明。作況単収指数(9月25日時点)は98で全国平均の102に比べて低い一方、ホクレンの入庫実績に基づく今年産の1等米比率(10月10日時点)は100%で品質は良好とした。会場には俳優の森崎博之さんらが駆け付けた。 (鈴木雄太)
カレー用商材のタマネギとジャガイモが高値で推移している。20日はタマネギが平年の2倍、ジャガイモが1・7倍となる価格を付けた。主力の北海道産が、両品目とも夏場の高温干ばつの影響で出回りが少ない。東京の青果卸は今後も絶対量不足は続くとし、「じわじわと価格は上がっていく」と見通す。 タマネギの20日の日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は、平年(過去5年平均)比2・1倍の1キロ184円。10月中旬の7卸取引量は同26%減。9月以降、品薄が長期化しており、上げ基調で推移している。 北海道のJAは「6、7月の肥大期に雨が少なく、その後の高温も生育に影響した」と話す。小玉傾向により収量は平年より1、2割少ないという。 ジャガイモの同日の日農平均価格は、同72%高の1キロ193円を付けた。平年を下回る取引量の中、気温低下による煮炊き需要の高まりもあり、こちらも価格は上昇傾向だ。 ジャガイモの栽培が盛んな道内の別のJAは「発芽後の高温で初期の生育が進まず、そのまま生育が進行したことが(小玉傾向の)要因の一つ」と分析。収量は平年比2割減にとどまったという。 高値の長期化を受け、スーパーなどからの引き合いは必要最低限の仕入れ分に留まっている。関東のスーパーは「需要は底堅いため、定番の売り場はしっかりと設けている。ただ、例年なら行う北海道フェアなどの特売を今年は打っていない」と話す。 (郡司凜太郎、永井陵)
気温低下で需要が高まる鍋料理。今年は香りや見た目が特徴的な鍋が流行しそうだ。グルメサイトを運営するぐるなびは、ユズなど香りを楽しむ食材を使う「アロマ鍋」を今年の「トレンド鍋」に選定。レシピ動画メディア「デリッシュキッチン」は、今年の鍋トレンドとして見た目が華やかな「ドーム鍋」のレシピを公開した。 _かんきつなど香り重視 _ ぐるなびによると、「アロマ鍋」はハーブやスパイス、かんきつ類の香りを使用した鍋料理。同社が8月に会員向けに実施したアンケート調査によると、約8割の人が食事における香りを重視していると回答。加えて、約5割の人がリラックスや気分転換に香りやアロマを使用すると回答した。香りによる癒しのニーズに対応する食事として今後需要が高まっていくとみる。 _ _ _もやし一袋を使ったドーム鍋「野菜たっぷり!豚バラドームのもつ鍋風」(エブリー提供) _ _ _ _少ない材料でも華やかに _ 名前の通り、具材をドーム状に積み重ねる「ドーム鍋」も人気が高まりそうだ。「デリッシュキッチン」では、もやし一袋を豚バラ肉で包み込んでドーム状にした鍋などが新作メニューとして公開された。運営するエブリー(東京都港区)は、「少ない材料でも華やかでボリューム感のある一品に仕上がる。家計に負担をかけずに、特別感のある鍋が楽しめる」と勧める。_ (永井陵)