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日農平均価格 主要品目(前市比)

14日17時08分 7卸集計済 (税別)

ダイコン

1kg 97

6

ニンジン

1kg 132

0

ハクサイ

1kg 76

9

キャベツ

1kg 98

2

ホウレンソウ

1kg 661

83

白ネギ

1kg 378

8

レタス

1kg 132

7

キュウリ

1kg 379

8

ナス

1kg 329

26

トマト

1kg 604

54

ピーマン

1kg 517

31

ジャガイモ

1kg 165

8

サトイモ

1kg 365

13

タマネギ

1kg 190

0

14日17時08分 7卸集計済 (税別)

極早生温州ミカン

1kg 285

6

普通温州ミカン

1kg 509

 

リンゴ

1kg 429

7

1kg 367

4

1kg 272

26

巨峰

1kg 1426

11

イチゴ

1kg 3077

795

アールス

1kg 896

78

一般メロン

1kg 602

23

大玉スイカ

1kg 278

25

13日16時00分 7卸集計済 (税別)

輪菊

1本 68

3

スプレイ菊

1本 58

2

小菊

1本 40

3

カーネ(ST)

1本 48

3

カーネ(SP)

1本 53

0

バラ(ST)

1本 90

6

バラ(SP)

1本 135

7

ユリ・オリエンタル

1本 232

4

ユリ・スカシLA

1本 90

5

ユリ・テッポウ※

1本 149

6

スターチス

1本 64

2

スターチスHB

1本 85

4

ガーベラ

1本 51

4

トルコギキョウ

1本 176

12

宿根カスミソウ

1本 94

12

14日17時08分 7卸集計済 (税別)

ダイコン

1kg 97

6

ニンジン

1kg 132

0

ハクサイ

1kg 76

9

キャベツ

1kg 98

2

ホウレンソウ

1kg 661

83

白ネギ

1kg 378

8

レタス

1kg 132

7

キュウリ

1kg 379

8

ナス

1kg 329

26

トマト

1kg 604

54

ピーマン

1kg 517

31

ジャガイモ

1kg 165

8

サトイモ

1kg 365

13

タマネギ

1kg 190

0

日本農業新聞 経済ニュース トピックス

日農平均価格

14日17時08分 7卸集計済 (税別)
1kg 178

5

キロ単価・取引量 平年
 
右軸:価格推移(円/kg)
左軸:取引量(トン)
14日17時08分 7卸集計済 (税別)
1kg 322

25

キロ単価・取引量 平年
 
右軸:価格推移(円/kg)
左軸:取引量(トン)
13日16時00分 7卸集計済 (税別)
1本 79

4

1本価格・取引量 平年
 
右軸:価格推移(円/本)
左軸:取引量(千本)
日農平均価格とは
「日農平均価格」では、青果市況・花市況でそれぞれ連携している各地区大手7卸について、それぞれの品目別の平均価格、平年価格(過去5年平均)、販売量を算出し、各地域の建値の相場指標として示しています。
14日17時08分 7卸集計済 (税別)
1kg 178

5

キロ単価・取引量 平年
 
右軸:価格推移(円/kg)
左軸:取引量(トン)
日農平均価格とは
「日農平均価格」では、青果市況・花市況でそれぞれ連携している各地区大手7卸について、それぞれの品目別の平均価格、平年価格(過去5年平均)、販売量を算出し、各地域の建値の相場指標として示しています。

ランキング

前市比
平年比
前週比
前週比
###VEGITA_DATE###
%1 %3

%4 %

###FRUITS_DATE###
%1 %3

%4 %

###FLOWER_DATE###
%1 %3

%4 %

前市比
平年比
前週比
前週比
%1 %3

%4 %

%1 %3

%4 %

%1 %3

%4 %

日農平均価格 前市比集計表

14日17時08分 7卸集計済 (税別)

1キロ価格(14日

178

前市比(11日

5

前年比

2

前々年比

5

平年比

29

119%

NOPIX値(14日

青果 251

野菜 273

前市比(11日

青果 65

野菜 70

14日17時08分 7卸集計済 (税別)

1キロ価格(14日

322

前市比(11日

25

前年比

44

前々年比

11

平年比

22

107%

NOPIX値(14日

青果 251

果実 206

前市比(11日

青果 65

果実 55

13日16時00分 7卸集計済 (税別)

1本価格(13日

79

前市比(10日

4

前年比

9

前々年比

25

平年比

7

92%

NOPIX値(13日

62

前市比(10日

-0

14日17時08分 7卸集計済 (税別)

1キロ価格(14日

178

前市比(11日

5

前年比

2

前々年比

5

平年比

29

119%

NOPIX値(14日

青果 251

野菜 273

前市比(11日

青果 65

野菜 70

日本農業新聞 経済ニュース

豆腐風で副菜、絞ってデコレーション…新感覚ヨーグルト続々

 乳業各社が、従来とは違う食べ方を提案するヨーグルトの新商品を打ち出している。明治は豆腐のように夕食の副菜として食べられる商品を14日に発売。小岩井乳業はスプーンを使わず、容器から絞り出す新タイプの商品を開発した。新しい味わい方で食べるシーンを広げ、消費を喚起したい考えだ。_   _しょうゆかけ薬味と一緒に _  明治は豆腐のようにしょうゆなどをかけて食べる「明治とうふ感覚ヨーグルト YOFU」(100グラム、希望小売価格160円)を販売する。朝食や間食以外にも食べてもらおうと、夕食の一品として出てくることも多い豆腐に着目。酸味が少なく、滑らかな味わいにすることで、豆腐のようにしょうゆやだしに合う商品にした。   副菜やおつまみとして手軽に乳酸菌を取れる他、絹ごし豆腐の約2倍のカルシウムが取れるのが特長だ。同社は「ヨーグルトだが、豆腐に近づけた。夜ごはんにしょうゆや薬味をかけて食べてほしい」としている。豆腐の消費量が多い四国で限定販売。販売実績などを基に、販売エリアの拡大も検討する。   _パンやフルーツに塗って _   小岩井乳業は絞り出すタイプの容器に入った「小岩井 むぎゅう~っと搾るヨーグルト」を発売した。スプーンを使わずにパンやフルーツに直接塗って味わえる手軽さが売り。ホイップクリームのように角が立つもっちり感を実現し、スイーツのデコレーションにも使える。絞り出す作業を親子で楽しみながら食べてほしいと開発した。同社は「子育て世代を中心に、親子で一緒に楽しめるヨーグルトとして活用してほしい」としている。   _ _ _小岩井乳業の「小岩井 むぎゅう~っと搾るヨーグルト」(同社提供) _ _ _  クラウドファンディングサイト「マクアケ」で応援購入を募っている。3本2350円(1本100グラム)。同社は消費者の声などを踏まえ、一般販売も検討するとしている。  (木田祐輔)

青果・花 13日の市況速報

  _本紙1面に掲載する市況情報をいち早く公開します。   ※本紙または電子版の購読者限定サービスです _ _■netアグリ市況とは 日本農業新聞は、野菜、果実、切り花で独自の市況指数を算出しています 各地区大手14卸と連携し、野菜・果実では1キロ平均価格を、切り花では1本当たりの価格を「日農平均価格」として算出。 「今日の相場は上がったのか」「平年と比べて高いのか安いのか」「過去の値動きはどうだったのか」を、グラフや表を使い一目で分かるようにしました。 全国各地の卸の値動きを、取引当日にまとめて確認できます。 _

青果 週間・高値ランキング

  _本紙1面に掲載する市況情報をいち早く公開します。   ※本紙または電子版の購読者限定サービスです _ _■netアグリ市況とは 日本農業新聞は、野菜、果実、切り花で独自の市況指数を算出しています 各地区大手14卸と連携し、野菜・果実では1キロ平均価格を、切り花では1本当たりの価格を「日農平均価格」として算出。 「今日の相場は上がったのか」「平年と比べて高いのか安いのか」「過去の値動きはどうだったのか」を、グラフや表を使い一目で分かるようにしました。 全国各地の卸の値動きを、取引当日にまとめて確認できます。 _

異業種で米の扱い急増 ガチャガチャや返礼など ECサイト

話題性に着目 _  クレーンゲームやカプセルトイ(ガチャガチャ)にも――。米への社会的な関心が高まる中、話題性を狙った米の活用が広がっていることが、企業向け電子商取引(EC)サイトを運営するラクーンコマースの調べで分かった。内装業者や美容サロンといった異業種で米の仕入れが急増し、2025年1~7月の販売数量は前年の10倍近くに増えた。   同社は企業向けの卸売サイト「スーパーデリバリー」を運営し、食品や家具、家電、雑貨など約200万点の商品を扱う。美容や医療、ペット関連事業など幅広い業種が同サイトを通じて商品を調達し、計約47万店舗が利用している。今回、精米や玄米、パックご飯といった米関連商品の売買を調べた。   調査によると、備蓄米の放出を受けて米への関心が高まった春ごろから米の注文数が急増。ピークの4月は、飲食業以外で米を注文した店舗数は前年同期の2・2倍になった。業態別では、理容・美容が32%と最多で、薬局を含む医療が9%、内装業者など総合工事業が7%と続いた。社会保険・社会福祉・介護や、ペット関連などでも注文があった。   米をクレーンゲームやガチャガチャの景品にしたり、内装業者などが客への返礼品として米を配布したりする例が増えている。同社は「米を扱う物珍しさが好評を呼んでいる」と分析し、異業種が米を扱う動きは継続する可能性があるとみる。   同サイトでは飲食業者からの注文も増えており、「従来のルートで米を調達できなくなった業者がサイトで買うようになった可能性がある」(同社)という。米需給の混乱が続く中、流通の多様化は今後も進みそうだ。  (鈴木雄太)

食べて良し眺めて良し…ローゼルで農業活性化 千葉県大多喜町

お茶やジャムなど加工品充実、花き卸支援で切り枝にも挑戦 _  ハイビスカスティーの原料としても知られる食用ハーブ「ローゼル」で農業を活性化しようと、千葉県大多喜町が栽培支援に取り組んでいる。栽培者は年々増え、加工品を充実させる中、3年目の今年は「切り枝」として市場流通に挑む。10月中の出荷を目指し、東京の大手花き卸が支援。新たな収益化のルート構築が期待される。   _ _ _ローゼルの花は咲いたらその日にしぼむ「一日花」だ(ジャパンハーブソサエティー提供) _ _ _  大多喜町は2023年からローゼルの栽培事業を開始。参画するジャパンハーブソサエティーの理事長、柴田忠裕さんは「暑さに強いローゼルは、温暖化の中で栽培しやすい。食用としても幅広く使える」と話す。   ローゼルは支柱栽培で草丈が2メートル前後となり、原則無農薬で栽培する。同町では系統選抜して作業性や用途に合った品種をそろえており、農家は目的に応じて栽培できるのが利点だ。同町によると、生産者からは「摘み取りが大変だが栽培の手間は少ない」「病害虫が少ない」などの声が聞かれるという。   認知度が上がって栽培農家は当初の14人から今年は27人に増え、栽培面積は79アール。加工販売はハイビスカスティーやジャムなどに広がる。今年は切り枝としての市場出荷に挑戦する。ローゼルは生け花や装飾向けに9~11月に出荷時期を迎え、実が5、6個付いた60センチ程度の枝で、葉が付いていないものが出回る。同町では葉付きで1メートル超のサイズで出荷して差別化する狙いだ。   出荷を支援する東京の大手花き卸、フラワーオークションジャパン(FAJ)の卯木則宏さんは「葉も絵になり、新しい販路を広げられる。湿式であれば葉付きでも輸送可能な距離であることは有利だ」と話す。FAJではスポット的に出すことで単価と希少性を維持できるとみる。   _ _ _ローゼルで農業の活性化を推進する平林町長(右)と柴田さん(千葉県大多喜町で) _ _ _  ただ、品種によって実の大小や葉の形状が異なるため「出荷規格を決める必要がある」(卯木さん)。FAJでは買い手の需要に安定的に応えるために、荷姿含め出荷ルールを生産者に丁寧に伝えていく方針だ。早ければ月内の出荷を見込む。   同町の平林昇町長は、加工販売では現在、町が地元の道の駅を通じて収穫物を買い取っているとした上で「農家が独り立ちしていけるように支援したい」と展望。「米が主力の大多喜町の農業を次世代へ導いていく」と意気込みを示した。  (森ちづる)   _ _ _鮮やかな赤色のローゼルの実(千葉県大多喜町で) _ _

[アグビジ]干し芋のブームは続くよ

 蒸したサツマイモを乾燥して作る干し芋の活況が続いている。健康性に加え、高糖度・ねっとり系品種「べにはるか」などの登場で、スイーツとして地位を着実に固めた。販売単価は青果に比べて10倍以上になるとされ、生産者の販売意欲も高い。スポーツをする人や子どもを持つ人をターゲットにした新提案の商品も人気だ。 _  _ _ _ _   _スイーツとして定着 _産出額100億円 10年で1.7倍 _  農水省の生産農業所得統計によると、直近2023年のかんしょ切り干し(干し芋)の加工によって新たに付加された価値(産出額)は100億円。10年前の13年比1・7倍で、直近3年は100億円規模で推移している。_   全国有数の干し芋産地である茨城県ひたちなか市の干し芋メーカー・幸田商店は「24年の干し芋の売上高は28億円で、10年で2倍となった」と話す。同社は、国内で流通する干し芋の2割のシェアを誇るとし、自社店舗や電子商取引(EC)での販売に加え、全国のスーパーやコンビニ、ドラッグストアに販路を持つ。   同社の鬼澤宏幸社長は、「べにはるかの登場により10年ほど前に干し芋ブームが始まった」と振り返る。「以前は保存食のイメージが強かった干し芋が甘いスイーツとして認知が広がった」という。_   _直売所売り上げの柱 _1キロ2900円 高単価が魅力 _  産地の直売所でも人気を集める。茨城県ひたちなか市にあるJA常陸の農産物直売所・ここすなは、通年で干し芋の売り場を設置。直売所の山井祐樹店長は、「干し芋の売り上げはかなり大きい。最も需要が高まる12月は、直売所全体の売上高の約8割を占め、24年度は32万点売り上げた」と話す。県外からの観光客が土産として購入していくことが多く、「干し芋目当てで来店する人もいる」(山井店長)。   干し芋の製造・販売は、サツマイモ農家の所得向上にもつながっている。同市でサツマイモを生産する櫻井剛さんは、冷風乾燥で香りよく、やわらかに仕上げた干し芋を11月半ば~5月上旬にかけて同直売所や問屋に出荷する。サツマイモを15ヘクタールで栽培し、10ヘクタール分の「べにはるか」を、干し芋に加工して販売。約10年前から同品種に切り替えた。   「青果としての出荷が20キロコンテナ1箱で2500~3000円なのに対し、干し芋の直売所での販売は1キロ2900円でできている」と話し、付加価値を高めた販売で所得向上につなげている。_   _スポーツ、子育て狙い _ターゲット絞り市場拡大 _  ターゲット層を絞った商品も続々と登場している。栃木県壬生町の農業法人・戸崎農園は、アスリートやトレーニングをする人の体づくり、エネルギー補給に適した形に開発した干し芋「フィジーモ カーボチャージャー」を販売する。地元の野球やサッカーチームに補食として採用された実績があるなど、評価は高く、累計で10万袋以上売り上げた。干し芋はかむ回数を増やし、腹持ちをよくするために乾燥度を高めて製造。パッケージも工夫する。チャック付きの外装の中に50グラムの小分け包装で6袋入れ、スポーツの現場で使いやすいように携帯性と保存性を高めた。   _ _ _(戸崎農園提供) _ _ _  水産加工品や農産物加工品の製造・販売を行う壮関(栃木県矢板市)は、離乳食が終わった頃の子どもから未就学児に与えることを想定した「こどもと食べるほしいも」を販売する。国産サツマイモを使用してスティック状にカットした商品。同社は「子どものおやつ向けとして、分かりやすいパッケージにし、ベビー用品店に販路を広げた」と話す。   _ _ _(壮関提供) _ _ _  __ _ 農村の素朴な加工品である干し芋は、提案力で市場が拡大した好例だ。「べにはるか」という有力品種の登場はスイーツとして市場を広げた。加えて食物繊維が豊富といった本来の特徴を前面に出した提案で、健康志向の高い消費者の支持をつかんだ。アスリート向けや小さな子ども向けなど用途をあえて限定した訴求で、ターゲット層に対して効果的に売り込む。こうした提案の工夫は他の農産物や加工品にも活用できるだろう。_ _(永井陵)

農産品輸出 最速1兆円 1~8月 緑茶、牛肉、米けん引

 農水省は1日、2025年1~8月の農林水産物・食品の輸出額が前年同期比15%増の1兆579億円になり、過去最速で1兆円を突破したと公表した。緑茶が世界的な抹茶ブームで急伸する他、好調な牛肉や米がけん引。ただ、関税引き上げで米国向けが減速するなどの不安材料もあり、国が25年目標に掲げる2兆円を達成できるかは不透明だ。   農林水産物・食品の直近8月の輸出額は、前年同月比14%増の1190億6600万円。内訳は、1次農産品が同5%増の356億円、加工食品が同9%増の445億円で、農産物全体は同13%増の844億円だった。   品目別では、緑茶の伸びが著しく、8月の輸出額は同2・3倍の59億円だった。欧米を中心に抹茶を使ったラテなどの飲料がブームになっており、米国が同2・4倍の21億円、英国が同8・4倍の4億円、オランダが同7倍の3億円に急伸。「供給を上回る量の注文が殺到している」(輸出団体)という。   牛肉の8月の輸出額は同8%増の51億円だった。輸出額が最多の台湾は前年から横ばいだったものの、次いで金額が大きい米国が同16%増、香港が同42%増に伸長している。   一方、これまで好調だった米はペースを徐々に落としている。8月の輸出額は同11%増の10億円だったが、輸出量は同3%増の3472トンにとどまった。ある大手輸出業者は、「国内で25年産輸出用米の確保が難しくなり、最近は輸出量を抑えている」と明かす。   2兆円目標の達成に向けては、輸出ペースの加速が不可欠だ。だが、これまで同2割増程度の伸びを維持してきた米国が、8月は同1割を下回った。トランプ政権による関税引き上げが影響したとみられている。  (鈴木雄太)

[韓国移動編集局]「韓国産」一目で分かるロゴマーク 製品1400突破

 農産物や加工品の原料が韓国産であることを示すロゴマーク「K-FOOD」を付けた製品数が、1400を突破した。パッケージに「K-FOOD」のロゴマークを付けることで、商品を店頭で陳列する際、裏面の表示を見なくても韓国産であることが簡単に分かる。   加工食品の場合は、本場の味であることをアピールできるほか、韓国産に似せた他国産品との区別ができる。輸出先では、原産地やパッケージの表記をハングルにして、韓国産に見せる他国の模造品が増えていた。   そこで、農水産食品の振興を担う韓国農水産食品流通公社は、ロゴマークを作成し、2021年から各国に商標登録の出願を始めた。ロゴマークの管理は、同公社がする。2024年2月時点で日本を含めた49カ国で登録が完了。ロゴマークの利用料は無料で、韓国産の農産物や加工食品を輸出する企業が申請できる。ロゴを利用する企業は25年8月時点で327社、製品数は1441と右肩上がりに伸びている。   ロゴは韓国産の農産物や加工品の包装、販売促進または広報用の記念品などに使える。ロゴマークは承認されたら3年間使用でき、更新できる。   同公社はロゴマークの認知度を高めるため、ユーチューブなどのSNSで宣伝。展示会にも積極的に参加する。さらに、企業に「K-FOOD」のロゴを使ってもらうため、ロゴを使えば、販売先に適したパッケージのデザイン費用を最大8割負担する支援も行う。同公社日本地域本部本部長の尹祥榮氏は「時間はかかるが、消費者だけでなく、ロゴを使う企業にもアピールしていきたい」とする。  (後藤真唯子)

2024年産米(全銘柄)の相対取引価格

※紙面QRコードから

ESGで事業推進 環境配慮型商品拡大へ 日比谷花壇

 生花販売大手の日比谷花壇(東京都港区)が、環境・社会・企業統治(ESG)経営を目指した事業展開を強化している。7月に花き国際環境認証の運用機関MPSジャパンと包括協定を締結。東京・渋谷店でのみ開催していた、環境に配慮して生産された花きを扱う商品の限定販売は10月以降、他店へも広げる方針だ。   MPSジャパンは花き産業総合認証(MPS)の他、日持ちやトレーサビリティー(生産・流通履歴を追跡する仕組み)の認証機関で、両者は今後、環境負荷を低減する花きの生産と調達拡大に関する連携や、生産者への認証取得と技術的な支援などで協力する。日比谷花壇の宮島浩彰社長は「環境や従業員に配慮していない生産品は、消費者から高品質と認めてもらえにくくなっている」とし、業界全体での早急な対応が必要との見方を示す。   同社は既に卸部門がMPS認証を取得する中、小売りを含めさまざまな事業で環境配慮を推進する。9月中・下旬には東京都内の商業施設・渋谷ヒカリエShinQs内にある店舗の一角で、環境に配慮した花きを扱う「サステナチャレンジショップ」を期間限定で開設。第4弾となる今回は大地農園(兵庫県)や國枝バラ園(滋賀県)の国産花材を使った環境配慮型のプリザーブドフラワー4種を限定販売している。花器も100%再生可能な素材のガラスを使う。価格は3080~1万6500円。この他、環境に配慮して生産された旬のコスモスやユリ、トルコギキョウなどの生花、アレンジメントも扱う。同社は「一歩ずつ取り組み、いずれは環境に大きく貢献していきたい」と話す。  (森ちづる)