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ダイコン
1kg 64 円
2 円
ニンジン
1kg 159 円
19 円
ハクサイ
1kg 57 円
4 円
キャベツ
1kg 71 円
12 円
ホウレンソウ
1kg 520 円
33 円
白ネギ
1kg 350 円
8 円
レタス
1kg 138 円
0 円
キュウリ
1kg 431 円
ナス
1kg 467 円
17 円
トマト
1kg 601 円
83 円
ピーマン
1kg 606 円
1 円
ジャガイモ
1kg 225 円
22 円
サトイモ
1kg 368 円
タマネギ
1kg 219 円
早生温州ミカン
1kg 330 円
13 円
普通温州ミカン
1kg 373 円
72 円
不知火
1kg 1133 円
リンゴ
1kg 452 円
15 円
柿
1kg 257 円
32 円
イチゴ
1kg 2287 円
86 円
アールス
1kg 1384 円
56 円
一般メロン
1kg 773 円
27 円
大玉スイカ
1kg 356 円
48 円
輪菊
1本 67 円
スプレイ菊
1本 56 円
小菊
1本 42 円
カーネ(ST)
1本 59 円
カーネ(SP)
1本 60 円
バラ(ST)
1本 123 円
バラ(SP)
1本 158 円
ユリ・オリエンタル
1本 319 円
6 円
ユリ・スカシLA
1本 115 円
ユリ・テッポウ※
1本 124 円
5 円
スターチス
1本 57 円
スターチスHB
1本 104 円
23 円
ガーベラ
1本 61 円
トルコギキョウ
1本 214 円
宿根カスミソウ
1本 102 円
3 円
%4 %
1キロ価格(1日)
181 円
前市比(29日)
前年比
11 円
前々年比
44 円
平年比
49 円
137%
NOPIX値(1日)
青果 153
野菜 207
青果 △8
野菜 ▲31
407 円
16 円
58 円
117%
果実 115
果実 ▽6
1本価格(1日)
85 円
前市比(28日)
116%
69
△3
_本紙1面に掲載する市況情報をいち早く公開します。 ※本紙または電子版の購読者限定サービスです _ _■netアグリ市況とは 日本農業新聞は、野菜、果実、切り花で独自の市況指数を算出しています 各地区大手14卸と連携し、野菜・果実では1キロ平均価格を、切り花では1本当たりの価格を「日農平均価格」として算出。 「今日の相場は上がったのか」「平年と比べて高いのか安いのか」「過去の値動きはどうだったのか」を、グラフや表を使い一目で分かるようにしました。 全国各地の卸の値動きを、取引当日にまとめて確認できます。 _
29日は「いい肉(1129)の日」――。国産牛やブランド牛など高品質な牛肉でプレミアム感を求める消費者ニーズを捉え、外食チェーンやスーパーが和牛の取り扱いを強化する。和牛枝肉の相場も上げ基調で、最需要期の年末に向けてさらに上昇すると期待がかかる。 _ _ _ _ ホットペッパーグルメ外食総研によると、いい肉の日に食べたい肉は何かの問いに、68・6%が牛肉と回答。好きな牛肉料理のトップは焼き肉で64・3%。次いでステーキ、すき焼きと続いた。 さらに、“いい肉”と感じる条件には半数が国産牛を選んだ。A5やブランド牛なども上位にランクインし、品質の高さを求める傾向がうかがえる。 焼き肉チェーン「牛角」は25日から、黒毛和牛を企画の目玉に据え、希少部位も含めた3品を特別価格で提供する。黒毛和牛カルビは半額の484円、肩ロースの中でも脂が少なめの上赤身クラシタは3割引きの878円だ。「黒毛和牛ざんまいを気軽に楽しんで」と同社。12月10日まで。 _ _ _通常価格の半額で提供する牛角の黒毛和牛カルビ。(レインズインターナショナル提供) _ _ _ スーパーも和牛の品ぞろえを強化している。いなげやは、高級ブランドとして全国的な知名度を誇る「仙台牛」をサーロインなど高級部位から細切れなど値頃な部位まで充実させる。29日当日は「仙台牛」の生産者が店頭に立ちPRする。 _ _ _ _ 各社の取り組みで和牛相場も上昇している。建値となる東京食肉市場の枝肉(A5・去勢)の加重平均価格は、11月(21日まで)が前月比132円高の1キロ2660円。コロナ禍前の19年比では133円安と低迷は続くが、「商戦を機に相場はさらに上がる」(流通業者)見込みだ。 (廣田泉)
切り花のグロリオサ生産量で全国1位の高知県と2位の愛知県の産地が24日、初となる合同展示を東京都内3市場で始めた。認知度の向上や輸出の拡大が狙い。年末の需要期を前に豊富な品種を買参人らにアピールしている。 東京都中央卸売市場の大田、世田谷、板橋の市場で展示する。産地では年末向けの出荷が始まっており、装飾や花束加工、正月飾りで売り込む。赤と黄の原色の組み合わせや花びらが反り返る咲き方が珍しく、2産地とも周年で栽培する。 大田市場では、高知県の主産地・JA高知市三里園芸部が生産量の8割を占める大輪の赤「サザンウィンド」や黄の「ルテア」など6品種を、愛知県の主産地・JA愛知みなみグロリオサ出荷連合が6品種を大・中・小輪バランスよくそれぞれ紹介。三里園芸部の中島敬之花卉(かき)部会長は「合同の展示により豊富な色合いを紹介できる。各産地の特色も知ってほしい」と話す。 (森ちづる)
ミニトマトの日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は20日、前市から4%上げ1キロ1424円を付けた。1400円台は初めて。記録的高値となっていた大玉トマトから、量が比較的安定していたミニトマトに引き合いが移り、価格上昇につながった。 最高値の更新は3営業日連続となる。平年(過去5年平均)比では2倍の高値だ。 大玉トマトは夏秋産地と秋冬産地が切り替わるタイミングで品薄となった。7日にはデータのある2006年以降の最高値を更新。ミニトマトの卸値も後を追うように上がり、700円台で推移した月初の2倍となった。 大阪の仲卸は、ばら売りが多い大玉トマトに対し「ミニトマトはパック当たりの量目を調整できる」と話す。「割安感を出して販売しやすい」ため、大玉に代わって売り場が広がったとみられる。 ただ、高値を受けてスーパーは注文を控えつつあるといい、大阪の卸は「来週から高値は落ち着き始める」との見方を示す。 (郡司凜太郎)
真っ白な姿も──。クリスマスケーキが変化しつつある。定番のイチゴを載せない商品の提案が、じわり広がる。装飾を抑えて値頃感をアピールする狙いがあるとみられるが、猛暑による需要期の出回り不安定化も一因となっている。イチゴを使った商品もあるものの、需要期の安定供給が求められている。 山崎製パンは今年、購入者が自分で装飾する「おうちで飾ろう!クリスマスケーキ」(2160円、5号)を販売する。クリスマスを彩るイチゴの姿はない。同社は「ホイップ以外のトッピングはなく、価格はその分手頃になる」と説明する。 ローソンも、自分で果実などをトッピングする「Uchi_Café シンプルショートケーキ5号」(2290円)を3年連続で販売する。手に取りやすい価格にするため「飾り付けをなくし、コストを抑えている」という。 東京の卸は、「クリスマスケーキ向けのイチゴの注文は年々減っている」と明かす。材料の高騰や小さめサイズの台頭、ケーキの多様化などにより、数年で1、2割減ったとみる。「消費者も業者も、クリスマスだから“イチゴのショートケーキ”という雰囲気が薄れているのではないか」という。 加えて、猛暑の影響もある。近年、高温による定植遅れなどから年内の出回りが不安定化。12月のイチゴ相場は年々上昇しており、東京の仲卸は「近年は業務向けサイズが少ない」と話す。需要期に発注数がそろわず需要が縮小しているとの声もあり、安定供給が求められている。 _ _ _ _ 各社はイチゴを載せたケーキの提案にも力を入れる。山崎製パンは「苺(いちご)サンド」(4482円、5号)などイチゴを飾った商品を主力として用意。ローソンは今年、創業50周年を記念しイチゴ50個を使用した「Uchi_Café 至福のストロベリークリスマス6号」(1万4920円)を販売する。 (菅原裕美)
百貨店やスーパー各社による歳暮商戦が本格化している。市場の縮小を打開しようと、贈る前に商品を試せるカフェを展開したり、自宅向けの購入を提案したりする動きが出てきた。米価上昇を踏まえ、国産牛と米をセット販売するなど、今年ならではの需要を捉えた取り組みも広がる。 民間調査会社の矢野経済研究所は、2025年の歳暮市場を前年比4%減の7700億円と予測する。歳暮や中元など伝統的な贈答文化は縮小傾向だが、ギフト市場全体は同1・5%増と拡大している。家族や友人など親しい間柄で気軽に贈る「カジュアルギフト」が定着している。 高島屋は、贈る前に一部商品を有料で試食できる「お歳暮カフェ」を始めた。昭和100年を記念してミートソーススパゲティなど懐かしの喫茶店メニューを用意する。「新しい体験を提供することで、贈り物を選ぶ楽しみが広がる」と同社。自分へのご褒美として高まる“プチぜいたく”需要に注目し、自宅用の購入にもつなげる戦略を描く。 各社はギフト商品と米をセットにした売り込みにも力を入れる。イトーヨーカ堂は、丸大食品の「王覇ローストビーフ」と京都八代目儀兵衛(京都府)の新米(600グラム)をセットを7020円で提案する。 そごう・西武は1万5000円以上の購入で、新着順に富山県産コシヒカリ(300グラム)をプレゼントする。中元商戦でも取り組んでおり「新米とセットの売り込みが購入の後押しになる」と話す。(廣田泉)
日本農業新聞は東京都内のスーパー15店舗で米の価格や品ぞろえなどを店頭調査した。新米商戦が本格化する中で、例年は扱う店が限られたブレンド米の存在が目立っている。政府備蓄米の販売をきっかけに売り場で定着した。新米価格が高騰する中、割安な商材として引き合いが強まっている。 調査は11月上旬の平日に実施。15店中10店でブレンド米を扱っていた。価格帯は5キロ当たり税込み3900~4900円。備蓄米が原料に多く使われていた時期と比べると値頃感は薄れたが、それでも7店ではブレンド米が最安銘柄だった。 調査店舗で最も安く売られていたのは、米国産「カルローズ」で同3080円だった。随意契約の備蓄米放出で一時は販売が鈍ったが、割安な商材が限られる中で存在感が増してきた。ある大手米卸は「輸入米の売れ行きが最も良い取引先もある」と指摘する。 輸入米の価格に対抗し、国産米のシェアを守ろうと、全農パールライスはブレンド米「パールライスのお米」を展開。店頭で税別3000円台で販売できるよう、利益を抑えて供給する。調査店舗の中で最も安かった同3869円のブレンド米は同社の商品だった。 一部の店舗では新米の安売りも出始めた。ディスカウント系のあるスーパーは山形「はえぬき」を4079円で販売。税別3000円台の価格に買い物客の注目度は高かった。新潟「コシヒカリ」を特売商材にし、その店の最安銘柄として売っている店もあった。 11月から売り場は新米中心に切り替わったが、3店ではまだ棚に24年産米が並んでいた。新米と24年産米の同じ銘柄が隣り合った棚に同価格で並んでいる店もあった。 (金子祥也)
トマトの日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)が7日、1キロ1225円となり過去最高を更新した。平年(過去5年平均)比では2・4倍。前週と比べて増量と価格低下を見込み、多くのスーパーが売り場を広げた。一方、熊本産が夏の大雨や直近の冷え込みなどで想定より少ない入荷となり、不足感が強まった。 データのある2006年以降の最高値で、更新は23年10月19日以来、約2年ぶり。当時は1キロ1040円だった。今回はこれをさらに2割上回った。1キロ1000円を超えたのはこの2例だけだ。 近年の10、11月は夏場の異常気象などの影響で、終盤の夏秋産地と後続の西南暖地からの入荷が顕著な端境になり、高値となる傾向がある。今年もこの傾向が色濃く出た。 東京の青果卸は「熊本産などの増量を見込みスーパーや仲卸への提示価格を前週よりも下げていた」と説明。そのため引き合いが強まっていたが、想定よりも出回りが少なく、相場が急上昇した。 熊本産は8月の大雨による定植遅れで出荷ペースが後ろ倒しとなる中、「今週は冷え込みによる着色の鈍化などで前週を下回る出荷量となった」(JA熊本経済連)という。 来週は、西南暖地産の入荷増加と相場上昇による引き合いの弱まりで相場が下がる見込みだが、「不足感による高値は続く」(卸)見通し。 (永井陵)
5日は「いいたまごの日」。鶏卵価格の高騰を消費者が受け入れつつあることが、キユーピー(東京都渋谷区)の調査で分かった。鶏卵は高病原性鳥インフルエンザの発生による生産不足で、スーパーでの販売価格が高値圏を維持する。調査では前年比で購入数が変わらない一方で日常的な購入の上限額が増えており、価格高騰への理解が広がっている。 2025年の鶏卵価格は、大規模な供給不足から過去最高値を付けた23年を上回る月も出るほどに高騰している。建値となるJA全農たまごの4日のM級基準値(東京)は、前年比17・4%高の1キロ330円に達している。 キユーピーの調査によると、鶏卵を購入する決め手は「価格」が40・8%と突出しており、直近5年間で最も高かった。 「日常的に使う鶏卵10個入りパックにいくらまで支払えるか」との問いに対し「300円まで」が55・5%と最多だったが、前年比5・8ポイント減った。「400円まで」が19・4%で、前年から4・8ポイント上昇した。鶏卵の週平均購入個数は5・4個と前年と横ばいで、消費量の減退は見られなかった。 食料品全般の価格高騰が続く中、鶏卵の消費は前年並みを維持することを、同社は「卵に対する根強い価値認識から、消費量を減らす動きには結びついていない」と分析する。 調査は、8月にインターネットで行い、全国の20~60代の男女約2000人から回答を得た。同社ホームページの「たまご白書」で公開した。 (廣田泉)