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日農平均価格 主要品目(前市比)

1日15時55分 7卸集計済 (税別)

ダイコン

1kg 115

8

ニンジン

1kg 150

26

ハクサイ

1kg 99

2

キャベツ

1kg 75

2

ホウレンソウ

1kg 959

21

白ネギ

1kg 368

8

レタス

1kg 211

7

キュウリ

1kg 387

9

ナス

1kg 380

11

トマト

1kg 525

3

ピーマン

1kg 401

2

ジャガイモ

1kg 180

3

サトイモ

1kg 367

29

タマネギ

1kg 129

16

1日15時55分 7卸集計済 (税別)

ハウスミカン

1kg 758

41

リンゴ

1kg 385

21

1kg 446

21

1kg 679

61

デラウェア

1kg 823

1

巨峰

1kg 1098

18

イチゴ

1kg 2694

647

アールス

1kg 670

89

一般メロン

1kg 504

73

大玉スイカ

1kg 211

13

小玉スイカ

1kg 235

93

1日16時00分 7卸集計済 (税別)

輪菊

1本 54

1

スプレイ菊

1本 53

3

小菊

1本 24

1

カーネ(ST)

1本 56

1

カーネ(SP)

1本 54

0

バラ(ST)

1本 76

0

バラ(SP)

1本 100

5

ユリ・オリエンタル

1本 278

2

ユリ・スカシLA

1本 93

3

ユリ・テッポウ※

1本 91

0

スターチス

1本 46

2

スターチスHB

1本 63

4

ガーベラ

1本 32

2

トルコギキョウ

1本 167

7

宿根カスミソウ

1本 115

10

1日15時55分 7卸集計済 (税別)

ダイコン

1kg 115

8

ニンジン

1kg 150

26

ハクサイ

1kg 99

2

キャベツ

1kg 75

2

ホウレンソウ

1kg 959

21

白ネギ

1kg 368

8

レタス

1kg 211

7

キュウリ

1kg 387

9

ナス

1kg 380

11

トマト

1kg 525

3

ピーマン

1kg 401

2

ジャガイモ

1kg 180

3

サトイモ

1kg 367

29

タマネギ

1kg 129

16

日本農業新聞 経済ニュース トピックス

日農平均価格

1日15時55分 7卸集計済 (税別)
1kg 203

11

キロ単価・取引量 平年
 
右軸:価格推移(円/kg)
左軸:取引量(トン)
1日15時55分 7卸集計済 (税別)
1kg 467

22

キロ単価・取引量 平年
 
右軸:価格推移(円/kg)
左軸:取引量(トン)
1日16時00分 7卸集計済 (税別)
1本 67

1

1本価格・取引量 平年
 
右軸:価格推移(円/本)
左軸:取引量(千本)
日農平均価格とは
「日農平均価格」では、青果市況・花市況でそれぞれ連携している各地区大手7卸について、それぞれの品目別の平均価格、平年価格(過去5年平均)、販売量を算出し、各地域の建値の相場指標として示しています。
1日15時55分 7卸集計済 (税別)
1kg 203

11

キロ単価・取引量 平年
 
右軸:価格推移(円/kg)
左軸:取引量(トン)
日農平均価格とは
「日農平均価格」では、青果市況・花市況でそれぞれ連携している各地区大手7卸について、それぞれの品目別の平均価格、平年価格(過去5年平均)、販売量を算出し、各地域の建値の相場指標として示しています。

ランキング

前市比
平年比
前週比
前週比
###VEGITA_DATE###
%1 %3

%4 %

###FRUITS_DATE###
%1 %3

%4 %

###FLOWER_DATE###
%1 %3

%4 %

前市比
平年比
前週比
前週比
%1 %3

%4 %

%1 %3

%4 %

%1 %3

%4 %

日農平均価格 前市比集計表

1日15時55分 7卸集計済 (税別)

1キロ価格(1日

203

前市比(30日

11

前年比

14

前々年比

36

平年比

39

124%

NOPIX値(1日

青果 170

野菜 187

前市比(30日

青果 22

野菜 21

1日15時55分 7卸集計済 (税別)

1キロ価格(1日

467

前市比(30日

22

前年比

15

前々年比

26

平年比

36

108%

NOPIX値(1日

青果 170

果実 143

前市比(30日

青果 22

果実 17

1日16時00分 7卸集計済 (税別)

1本価格(1日

67

前市比(29日

1

前年比

15

前々年比

15

平年比

5

93%

NOPIX値(1日

60

前市比(29日

6

1日15時55分 7卸集計済 (税別)

1キロ価格(1日

203

前市比(30日

11

前年比

14

前々年比

36

平年比

39

124%

NOPIX値(1日

青果 170

野菜 187

前市比(30日

青果 22

野菜 21

日本農業新聞 経済ニュース

青果 週間・高値ランキング

  _本紙1面に掲載する市況情報をいち早く公開します。   ※本紙または電子版の購読者限定サービスです _ _■netアグリ市況とは 日本農業新聞は、野菜、果実、切り花で独自の市況指数を算出しています 各地区大手14卸と連携し、野菜・果実では1キロ平均価格を、切り花では1本当たりの価格を「日農平均価格」として算出。 「今日の相場は上がったのか」「平年と比べて高いのか安いのか」「過去の値動きはどうだったのか」を、グラフや表を使い一目で分かるようにしました。 全国各地の卸の値動きを、取引当日にまとめて確認できます。 _

国産木材由来の飼料 牛肉の味 比べて実感 日本製紙試食会

 大手製紙会社の日本製紙は27日、開発・製造する国産木材が原料の飼料「元気森森」を与えた肥育牛の試食会を宮崎市で開いた。この飼料は、牛の消化負担が少なく栄養価が高いため、牛の健康状態や肉質の向上が期待できる。試食で肉質や味の差を実感してもらい、普及につなげたい考えだ。   「元気森森」は、製紙技術を活用して製造する。木材チップから消化率の低い成分を除去し、セルロースを取り出して作る。肥育牛では肉質向上の他、枝肉重量の増加などにつながる。乳牛では乳量や乳脂肪分の増加、繁殖牛では繁殖成績の向上が見込める。工業的に製造するため品質が安定し、安定供給も可能だ。   試食会には生産者や飼料メーカー、自治体職員など30人が参加した。鏡山牧場(延岡市)の八崎秀則代表が「元気森森」を給与した牛の肉と未給与の牛の肉を焼いて提供。参加者らが食べ比べた。八崎代表は「給与した牛は肉が締まり、歯切れが良くなる。10キロ袋で給与しているが取り回しが良く、労働環境の改善や負担軽減にもつながる」と評価した。   この飼料は宮城県岩沼市の工場で製造する。北海道から九州まで全国30件以上の農場などで採用されている。同社の松岡孝バイオマスマテリアル事業推進本部長は「将来的には全国各地の工場で『元気森森』を製造し、飼料の地産地消につなげたい」と話した。  (小林千哲)

<最新>国産木材由来の飼料 牛肉の味比べて実感 日本製紙が宮崎で試食会

 大手製紙会社の日本製紙は27日、開発・製造する国産木材が原料の飼料「元気森森」を与えた肥育牛の試食会を宮崎市で開いた。この飼料は、牛の消化負担が少なく栄養価が高いため、牛の健康状態や肉質の向上が期待できる。試食で肉質や味の差を実感してもらい、普及につなげたい考えだ。   「元気森森」は、製紙技術を活用して製造する。木材チップから消化率の低い成分を除去し、セルロースを取り出して作る。肥育牛では肉質向上の他、枝肉重量の増加などにつながる。乳牛では乳量や乳脂肪分の増加、繁殖牛では繁殖成績の向上が見込める。工業的に製造するため品質が安定し、安定供給も可能だ。   試食会には生産者や飼料メーカー、自治体職員など30人が参加した。鏡山牧場(延岡市)の八崎秀則代表が「元気森森」を給与した牛の肉と未給与の牛の肉を焼いて提供。参加者らが食べ比べた。八崎代表は「給与した牛は肉が締まり、歯切れが良くなる。10キロ袋で給与しているが取り回しが良く、労働環境の改善や負担軽減にもつながる」と評価した。   この飼料は宮城県岩沼市の工場で製造する。北海道から九州まで全国30件以上の農場などで採用されている。同社の松岡孝バイオマスマテリアル事業推進本部長は「将来的には全国各地の工場で『元気森森』を製造し、飼料の地産地消につなげたい」と話した。  (小林千哲)   _ _ _元気森森を給与した牛と未給与の牛の肉を提供し、食べ比べた(宮崎市で) _ _

炭酸水自販機導入し直売所の集客へ 全農が茨城県の店舗に設置

給水ボトルで低価格に _  JA全農は、炭酸水を安くボトルに給水できる自動販売機を農産物直売所に置き、常連客を増やそうと取り組む。導入したJA全農いばらきの直売所「ポケットファームどきどき茨城町店」では、7月の炭酸水の販売実績が設置を始めた5月の3倍以上に伸長。給水ボトルの無料配布や、親子で参加する料理教室で自販機の炭酸水をPRするなど、利用拡大に取り組む。   民間調査会社の富士経済によると2024年の無糖炭酸飲料の市場規模は1304億円で、15年の3・3倍に拡大した。割り材だけではなく、そのまま飲む場面や、料理での活用が浸透。今後も成長が見込まれるとして、全農の直売所支援室がJA直売所に自販機の設置を提案。現在、全国4カ所の直売所で自販機を置く。播磨賢治室長は「直売所のリピート客の増加が期待できる」とする。   自販機専用の給水ペットボトル(1リットル)を給水口にセットし、利用できる。純粋な炭酸水から、軟水、中硬水、硬水の炭酸水まで、5種類を選ベる。それぞれ価格が異なり、1回の給水当たり50~100円で提供。値頃感もあり、茨城町店の販売実績は5月の約3万5000円から7月は約12万円に伸びた。   販売促進へ同店では、通常は100円で販売する給水ボトルを不定期で無料配布してきた。他に、食農教育を目的とした今月の料理教室で、自販機の炭酸水を活用したメニューを初めて取り上げた。炭酸水で料理すると食感が変わることなどをアピールし、農畜産物の販売拡大にもつなげたい考えだ。  (菅田一英)   _ _ _料理教室では、自販機の炭酸水を使って柔らかでふわふわなハンバーグを作った(茨城県茨城町で) _ _

[アグビジ]旅メディア 食に物語添えて

 地域の食材を使った商品開発で、旅行関連メディアと食品企業の連携が広がっている。商品開発に、産地への「旅」につながるような要素を加え、食べる体験から旅へのきっかけを創出。メディアが全国に持つ観光情報やネットワーク、拡散力を生かしたPRは市場の開拓にも一役買っている。 _  _ _ _(写真提供=ブランジスタメディア) _ _ _  _取材先の課題を魅力に 商品化の過程も発信 _  旅行電子雑誌「旅色」などを発信するブランジスタメディアは6月、飲食店経営のバルニバービ、「狭山茶」の生産を手がける埼玉県川越市の小野文製茶の3者でほうじ茶を使ったロールケーキを商品化した。_   _ _ _(写真提供=バルニバービ) _ _ _  取材先で出合った自治体の地域課題に触れ、食べる体験とともに魅力を発信しようと始まった。シェフらは現地を訪れ、生産者と意見を交換。小野文製茶の小野哲孝さん(54)は、香ばしさが特徴のほうじ茶を食材に提案した。香りを最大限生かすため、飲用よりも強めにいったものを提供しているという。   _ _ _ _  「旅色」は無料閲覧でき、サイトには毎月660万人が訪問。今回の商品化までのストーリーも発信する。ブランジスタメディアの阿部大亮さんは「食べる体験を交えた地域の魅力発信は面白いコンテンツ」と話す。小野さんは「新たな顧客の獲得になる。観光地以外の魅力も知ってもらえたら」と期待する。   _食べたら旅に出たくなる店 食材の“目利き”は編集者 _  _ _ _(写真提供=JTBパブリッシング) _ _ _  東京・新宿に、編集者が全国で見つけてきた食材を扱う飲食店「るるぶキッチン」を構えるのは、ガイドブック「るるぶ」を発行するJTBパブリッシングだ。「店舗型のメディア」と表現するように、料理の提供とともに地域・食材をPRし、旅行者の誘致につなげる。「食」という切り口で交流人口を広げ、地域を振興する。   _ _ _ _  北海道の「エゾ鹿肉のトマト煮込み」や和歌山県の梅干しを使った冷ややっこ、秋田県の「桃豚」の冷しゃぶサラダなどを常時提供する。静岡県のほうじ茶「凛茶」など商品化に加わったものもある。月1度開く期間限定フェアでは、旅行情報も載せたメニュー冊子を用意。同じ建物に入居する大型書店と連動してPRすることもあるという。店舗では消費者の反応を間近に見られることが利点だ。   _商品ターゲット層は読者層 タッグで産地も雑誌も認知度アップ _  _ _ _(写真提供=昭文社) _ _ _  総合食品卸大手の三菱食品は、昭文社発行の旅行情報誌「ことりっぷ」と組んで、ブランド果実の果汁を使ったチューハイを全国で限定販売している。同誌が、商品のターゲット層である20~40代の女性に人気なことなどから協業が実現。7月には石川県のブドウ「ルビーロマン」を使った、第7弾となるチューハイを発売した。 ___ (写真提供=三菱食品、石川県) _ こだわりは缶を開けたときの香りで、果実を切った瞬間のようなイメージを追求した。缶包装は産地と同じエリアの「ことりっぷ」の表紙柄を採用。昭文社の担当者は「『ことりっぷ』の認知度向上など相乗効果は高い」と協業の利点を話す。   三菱食品の篠原安沙世さんは「果汁自体の使用量は多くない。商品を通じて農産物を知り、現地を訪れ、青果物を食べてもらうことが農家への還元につながる」と話す。  _<メモ>   旅行関連メディアの多くは新型コロナ禍で苦戦を強いられた。事業を多角化する中、食への注目度は高まった。メディアは情報資産活用の道を見いだし、食品企業は「旅」という新たなPRの要素を得た。これまでにない価値を加えた商品開発で地域や農家への恩恵が期待される。_   _  食と旅の親和性は高い。旅先での醍醐味は食事であり、日常生活では食事で旅先を思い出すこともある。全国各地を取材する旅メディアは地域に近い存在だが「まだ知らない食材は多い」との声もあり、今後“発掘”される食材はまだありそうだ。ただ、安定供給には不安が残ると言い、「長期的な供給が難しい食材もある」「不作で発売を見送った」との事例が聞かれた。「旅」を結び付けるには安定生産が必要条件といえる。_ (森ちづる)

7月の和子牛、小幅下げ続く 枝肉不振に連動

 和牛子牛の取引価格が高水準を維持している。JA全農によると7月の全国主要家畜市場の1頭平均価格は64万5938円。前年比では3割高い水準だが、前月からは3カ月連続で小幅に下げた。肥育農家の収入源となる枝肉価格は伸び悩み、導入意欲が後退した。一方で、大口農家による頭数確保の動きで価格を上げる市場も目立った。   前月比では0・8%(5312円)安となった。前年同月比の上げ幅は26・2%(13万4217円)高と上げ幅が拡大した。頭数は同1116頭減った。   枝肉価格の伸び悩みで、子牛価格を下げる市場が多かった。九州は開催のあった市場のうち8割が価格を下げた。宮崎の小林地域家畜市場は前月比10・6%(7万3024円)安の61万5838円。串間家畜市場も同12・9%(8万9517円)安と大幅に下げた。市場関係者は「枝肉価格と子牛価格が連動しない時期が続いたが、7月は枝肉価格の不振に引き下げられた」という。   全国的な子牛不足で、大口農家による頭数確保の動きで価格を上げる市場も目立つ。北海道と長崎はそれぞれ3市場全てが前月から価格を上げた。長崎の五島家畜市場は同2・0%(1万2887円)高の65万6392円となった。他2市場も前月から価格を上げ、前年同月比では3割高。市場関係者は「予定していた頭数を手当てできなかった購買者が他の市場に流れたことで、全体の価格が上がった」とする。   さらに、裾物の価格も上昇傾向だ。「10万円程度で販売されていた成績の子牛も、30万円ほど出す肥育農家が増えている」(市場関係者)と、一頭当たりの導入予算も上がっているという。   肥育農家の収入源となる7月の枝肉の販売価格は伸び悩んでいる。建値となる東京食肉市場の加重平均価格(A5・去勢)は前月比2・1%高の1キロ2478円。枝肉需要の不振で、肥育農家の導入意欲にも陰りが見えてきたが、頭数不足は長期化が見込まれる。8月の子牛取引について「小幅下げにとどまる」(市場関係者)と見込む。  (廣田泉)

[netアグリ市況 注目の値動き]アルストロメリア堅調

 アルストロメリアの30日の日農平均価格は平年比10%高の1本116円だった。引き合いがある中、出荷を休む産地があるなどで出回り量が減っている。   7月盆後も、白やピンクを中心に業務向けに需要がある。ただ東京の花き卸によると、暑さに弱く作りづらくなっていることや、周年栽培のため夏に株を休ませる産地があり入荷量は少ない。高温による花焼けも一部見られる。   今後も「業務向け需要で高値を維持する」(同卸)と見通す。

同じ品種で色や香り変化 ブドウ「虹の雫」味わって

大阪府が育成 _  大阪市内の青果店に並ぶ、緑や薄紅色のブドウ。色とりどりの房はいずれも大阪府育成のブランド「虹の雫」だ。大阪府の独自品種として昨年に本格デビューした同品種は、収穫時期や栽培方法によって果皮色が緑から黄、薄紅へと変わり、香りも変化する。青果店は、一つの品種ながら好みに応じて食べ比べできるブドウとして売り出す。   「虹の雫」は2018年3月に品種登録(品種名は「ポンタ」)され、24年から同ブランド名で本格販売が始まった。「巨峰」を親に持つ種なしのブドウで、1粒の直径は約2センチと「巨峰」よりやや小さく、皮ごと食べられる。   夜温などの条件によって果皮色は緑から黄、薄紅色に変化。いずれの色でも糖度は20を超す。香りも「爽やかな香りから、カラメルのような甘い香り、フルーティーな香りに変わっていく」(府立環境農林水産総合研究所)のが特長だ。   _グラデーションで並べ _  今夏の初販売イベントを25日に開いた阪神百貨店梅田本店(大阪市)では、緑と薄紅色の房をグラデーションのように並べて販売。異なる香りを感じてもらおうと、食べ比べも提案した。同日に用意した70房(1房2700~3240円)は、約15分で完売した。 (郡司凛太朗)

豆乳生産最多ペース 無調整・ラテ好調 1-6月

 2025年の豆乳生産量が高水準で推移している。日本豆乳協会によると1~6月(上半期)の生産量は前年同期比7・4%増の20万8057キロリットル。通年で過去最多だった20年並みの高水準になる。消費者の健康志向が高まり需要拡大が要因とみる。無調整豆乳や外食でのソイ(大豆)ラテに使う業務用が好調だった。   25年上半期の生産量を種類別に見ると、最も多く流通する「調製豆乳」が前年同期比5・7%増の9万7578キロリットル。「無調整豆乳」は同10・8%増の7万547キロリットルで上半期の過去最高を記録した。ソイラテや豆乳鍋といった飲食店での業務用を用途とする「その他」が20・8%増の7610キロリットルと拡大した。消費者の健康志向が高まり需要拡大が要因とみる。   同協会は若年層に向けた豆乳の価値訴求を強化。若年層に人気のソイラテを成長が期待できる分野とする。豆乳の生産量が増える傾向にある下半期に向けて、カフェチェーンでの情報発信を通し、消費者への浸透を目指す。また、食育活動を通して豆乳に触れる機会を増やし、学校給食での豆乳採用も目指す。  (森井千尋)

ブランド「肉ガチャ」人気 熊本畜産流通センター

冷凍パック販売 年間目標を達成 _  【熊本・経】熊本畜産流通センターが運営する冷凍食肉自動販売機「JA Niku Gacha」の売れ行きが好調だ。商品は1パック当たり1000円と2000円の設定で、販売はガチャガチャ方式にする。JAグループ熊本のブランド牛「和王」、ブランド豚「くまもとのりんどうポーク」などを取り扱う。    JA熊本経済連グループの同センターは、昨年10月に「JA Niku Gacha」の運営を開始。「エーコープ熊本 you+youくまもと農畜産物市場の駐車場の一角にあり、地域住民や観光客の間で人気を集める。   熊本県産牛肉や豚肉などの冷凍パックを24時間手軽に購入できる自動販売機になる。好評から、開始8カ月で、年間目標の6000パックの販売を達成した。   同センターは6月下旬から7月上旬にかけてキャンペーンを展開した。期間中は、ブランド牛くまもと黒毛和牛「和王」のサーロインステーキやロースなど購入金額の2倍相当の商品が入った”肉アタリ”が、通常より高確率で当たり、利用者にも好評だった。   同センターの若杉武営業部長は「深夜や早朝に購入される利用者もいて驚いている。おいしい熊本県産の牛肉・豚肉を楽しんでほしい」と話す。